皆様、こんにちは。
8月末から1ヶ月以上、個人的な事情で「半缶詰めでの勉強モード」に入っていたのですが、10日ほど前にようやく解放されて、シャバに戻ってまいりました。(注:ここでは「ノルマから解放されて自由になった」という意味です、念のため ^_^ 服役ではありません。)
「半」缶詰めでしたので、セーブしながらとはいえ仕事はしていましたし、その間にいろいろなことがありました。
仕事に関しての「いろいろなこと」を
端的にまとめるなら、
「中学受験がどのように大変なものなのか、
どのように取り組むのが望ましいのか、
どのような覚悟が必要なのか、
それらのことを子どもたちや保護者の方々に
『教えられない塾や指導者』は
『実に罪深い』」と改めて痛感した、
といったところです。
私は以前から、
「中学受験は『心』に始まり『心』に終わる」
と事あるごとに言っていますが、
本当に、スタート時点でこれを肝に銘じておかないと、
後々取り返しのつかないことになってしまいます。
6年生の半ばを過ぎるころに、その「取り返しのつかない状態」がいよいよ浮き彫りになって慌てる羽目に陥る受験生や保護者様は毎年後を絶ちませんが、
私は、その責任の大半は
「今どきの、
商業主義に行き過ぎた多くの塾や指導者」
にあると常々考えています。
そもそも「そんな塾」を選んでいるのは保護者の方々や子どもたちだと言ってしまえばそれまでですが、
それならそれで
「もしも、保護者の方々や子どもたちが邪な考えで
中学受験に臨もうとしていたら、
『中学受験とは何ぞや』ということを
如実に伝えることこそが
塾や指導者の使命」
と私は思います。
もっとも、これは
「自分自身が中学受験の経験者」である指導者で
なければ、
なかなか理解するのも難しいことではあるのですが。
何はともあれ、半缶詰め状態だった間に
さまざまな「気付き」がありました。
シャバに戻った今、その気付きを、
小さなことから一つずつ、目に見える形に変えていきたいと思いながら日々行動しています。