桜梅塾「緊急オンライン講座」近日開講します!

皆様、こんにちは。


 コロナウイルス感染拡大の状況下で、
現在、桜梅塾ではすべての講座を休講しております。

 3月中旬までは、
「不特定多数の参加者が集まる会合ではなく、特定の場所で特定少人数で活動する場合」であれば、
衛生面の管理を強化することにより、感染リスクは大幅に下げられる、
という認識で間違いではないと私は考えておりました。
 しかし、3月下旬に入り、
東京都での感染者の急増という大きな変化が疑いの余地の無いものとなり、
東京都における外出自粛要請も出され、
ウイルス感染拡大防止という観点での一人ひとりの意識も大きく変えなければならない局面を迎えていると、私は危機感を非常に高めております。

 また、「このウイルスとの戦いは、長期戦になる」との声も少なからず聞かれるようになっていますが、その言葉が嘘ではないと、日々実感が強まっております。


 そこで、桜梅塾ではただ今、「緊急オンライン講座」の近日開講に向けて、準備を進めております。
 内容は、「受験勉強」そのものではありませんが、この機会だからこそ意識して学ぶのがいいと思われる、
「生きるための思考力」や
「人生や社会における問題解決能力」を
養うことに直結するものです。
(詳細は、開講決定の際などに、こちらのブログでもご説明いたします。)

 私にとっては、昨年度がストアカを拠点とした中学受験講座の運営の「個人事業主」初年度であり、対面で行うことに意味のある講座ラインナップでの運営を継続してきたため、
残念ながらオンライン講座開講にあたっては、開講すると決めてから実際の開講までに少しお時間を頂戴してしまいます。

 しかしながら、私は「今こそが、首都圏における感染爆発か感染拡大防止かの大きな分岐点」と考えております。
 よって、我が桜梅塾では、対面式の授業等は少なくとも4月中旬まで、場合によってはさらに休講期間を延長することも辞さない所存です。



 今、日本中の多くの親御様が、「全国で来週から本来の予定通りに学校を再開する」という向きに疑問を抱いていらっしゃいます。
 にもかかわらず、現在すでに「闇部活」と呼ばれるような、子どもたちの健康や命の尊さを顧みない行動を指揮している指導者も、残念ながら、いるようです。

 私は、このような非常時にこそ、教育者としての真価が問われると考えます。

 個人的には、中学受験の大手進学塾が一様に今も変わらず授業を継続していることを遺憾に思います。
 なかには、「中学入試まであと10ヶ月。1ヶ月も休んだら、取り返しのつかないことになります」とWeb上に掲載しているところもありますが、
「命を脅かすことになったら、受験どころではなく、
それ以上に二度と絶対に取り返しのつかいないことになる」という真実に、
一体どれだけの受験指導者が思い及び、当事者意識を持っているのかということが、私には大変疑問です。
(この中学受験問題に関しても、後日改めてこちらに記事をアップできればと考えております。)


 できるだけ早く次のステップに進めるよう、準備に取り組んでおりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。